ビリルビン上昇⁉あなたが無視してはいけない体のサインとは!?【肝臓専門医解説】
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- Опубликовано: 18 мар 2025
- 今回も血液検査編として定番のビリルビンについて肝臓専門医が丁寧に解説していきます。
ビリルビンという単語は聞いたことがなくても「黄疸」という単語は知っている方は結構おられると思います。まずはビリルビンの生成から排泄までの流れをまずは押さえることが重要だと思います。
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ありがとうございます
ありがとうございます。
とてもわかりやすかったです。
疲れが取れないのもコレが原因と考えられますでしょうか?
コメントありがとうございます。
疲れの原因になるかは肝機能障害の程度によると思います。
しかしジルベール症候群の場合には疲れの症状は出ないと思います。
@@healthcare_channel_for_allありがとうございます。
勉強になります!
献血の時の血液検査で満足し、健診はここ何年もしておりませんでした…
正確な数値を知るためにも健診は受けた方がいいですね…反省。
ご質問ありがとうございます。
ジルベール症候群は成人でもみられます。ジルベール症候群が体質性黄疸では圧倒的に多いです。
絶食にすると黄疸症状が出やすいです。
ジルベール症候群では総ビリルビンの濃度はだいたい1~5mg/dlになります。
29歳男性です。
健康診断の血液検査で総ビリルビンが2.81という値でした。1年後に再受診してくださいと結果にかかれていましたが、詳しく調べたほうが良いでしょうか…。
間接が多いのか直接が多いのかは記載されていませんでした。
黄疸は無いように思います。
他の肝機能の数値は正常の範囲内でした。
飲酒は検査前3〜4ヶ月ほぼしていません。
同じような状態です。検査はされましたでしょうか?
成人でも体質性黄疸はあるのでしょうか。頻度的にはジルベルが一番多いでしょうか。その場合、T.Bilの値はどの程度まで上がるでしょうか。
返答ありがとうございます。ジルベール症候群の診断はどこまで検査してつけますか。
T. Bilがいつも(何回か)高くて間接ビリルビン優位であることを確認して、TAは正常、合成能も保たれている。一般採血でそこまで確認できれば、HBV, HCV, 自己免疫性肝炎などは調べないでしょうか。
画像的にはエコーぐらいは一度検査してもよいかと思うのですが、CTまでは必須ではないようにも思います。
ケースバイケースなのかもしれませんが、先生は普段どのように対処されていますか。
ご返信ありがとうございます。
ジルベール症候群の場合には肝酵素や他の胆道系酵素が全て正常になりますし、腹部超音波検査は行いますが、CTまで行うことはしていません。
後は絶食でビリルビンが著明に上昇することを確認すれば診断つけて良いと思います。血液検査では、肝機能障害で受診された場合にはウイルス性や自己免疫性のチェックは一応しますが、一般内科ではそこまでする必要はないと思います。
@@healthcare_channel_for_all ありがとうございます。何度も聞いて申し訳ないのですが最後に、絶食でT.Bil, indirectBilが上がる理由はなんですか。
前回のコメントを書き込んだ後に考えてみたのですが、空腹時は胆嚢が収縮しておらず、Bilは血中に漏れやすいと言うことでしょうか。具体的に早朝空腹時のBilは上がっているような気もします。
先日、GilbertSynd疑いの方(T.Bil:普段3.8程度)が、ミノキシジルとフィナステリドを併用して使いたいとおっしゃられました。この組み合わせは結構肝機能障害を来すようでして返答に苦慮しております。先生ならばどのような対応を取られるでしょうか。
ご連絡ありがとうございます。
ほとんどの薬剤で肝機能障害のリスクに関する注意喚起は添付文書に記載あると思いますが、それを気にしてしまうと処方難しくなりますし、ビリルビン以外の肝機能障害がなく、ジルベール症候群の可能性が高いと診断すればまずはその二剤を処方して2週間後ぐらいに採血フォローされると良いと思います。
知らないことを、わかりやすく教えて頂きありがとうございます。お忙しいところ申し訳ありませんが、教えて頂きたいのですが、総ビリルビンは、1.72で高くて、直接ビリルビンは、0.22と低いのですが、他の肝臓の数値は全て基準値内です。専門病院に行って調べて頂いだいたほうが良いでしょうか?よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
間接ビリルビンが高値で他の肝機能が正常ということでしたら
第27回で解説しているジルベール症候群の可能性が高いように思います。
その場合には基本的に経過観察で良いです。
血液検査以外にも腹部超音波検査は念のために受けられると良いと思います。
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